【芝居】空素 怪盗銀鼠
脚本がしっかりしていて
とても面白かった。
全体的には台詞の間が長く
1シーンごとが長く感じたけれど、
来ているお客さんの6~7割が
高齢者の方で、お客さんにあった
聞き取りやすく分かりやすい
内容にだったと感じた。
展開も起承転結がはっきり
していて、主人公の行動の動機も
とても分かりやすくまた、
すごく役者とリンクしていて
共感し、笑いに繋がる部分が多かった。
役者さんは力のある方と
慣れていない方とで差があったが
全体的には形が固まっていて
やっぱり脚本の力って大切だなと
改めて感じた。
今後も、繋がりを大切に
していきたい劇団の一つだ。
【プログラミング】無意味を面白がる
昨日、記事を調べていてプログラミングに関する面白いものを見つけた。
ある海外の大学でプログラミングの授業の単位を落とす学生が半数近くになり、あまりにも多いので受験の際にふるいにかけようとした。
その際に出した問題が下記である。
a=10
b=20
a=b
上記のような問題が12問
出題されたという。
これは、代入というプログラミングでかかせない考え方を把握しているかという点と、
『無意味なもの』を面白がれるかという一人一人の考え方を把握することができるという記事だった。
この記事を読んだとき、芝居も似ていると感じた。演出家から言われたときは理解できない要求が突然とんでくるが、やっているうちにこれもありなんだ。と自分の演技の選択肢が増える。
プログラミングも急にこれは使えないとPC独自のルールを言い渡される。それを受け入れるのか。拒否するのか。面白がれるか。つまらないと思うか。
その辺りが分かれ道だという、
内容の記事だった。
もしかしたら世の中は
全体的にそんなものじゃないか。
そんな風に感じた。
【映画】E.T
久々に急にE.Tが観たくなり、深夜に見はじめてしまった。小学校低学年くらいの頃にみて、すごくインショウニ残っているのに、ところどころ記憶から抜けていて、見直したくなった。
あのころは字幕もところどころ
理解できず、うろ覚えだったが、
見直して色々発見があった。
まず、E.TがExtra terrestrial
地球外生命体の略だったことを
今さらながら知った。
作中一度だけ、同情人物が
そういっていた。
また、作品前半がここまで
ホラー的だったことにも驚いた。
しかも、どちらかというと精神的に
緊張が走る日本的なホラー要素があり
CGもない時代に、ここまで繊細な
作品が完成したことに改めて
感動してしまった。
ときにホラー、SF、アクションと
色んな要素がほどよく合間って
見応えがある。
また、スピルバーグ監督作品と
いうこともあり、
ような雰囲気のときもあり
この時代の映画の匂い
みたいなものも感じられて
嬉しかった。
改めてすごい作品だと感じた。
いい夢が見られそうだ。
【芝居】ドーナッツと残像
長野の劇団「演劇裁縫室ミシン」の旗揚げ初演作品の再演。『ドーナッツと残像』を観ました。
ミシンというと自分の中では、メチャクチャ笑えるエンタメぶっちぎりの劇団。面白ければ内容についてけなくてもOKというイメージがありましたが。
いやいや、まだまだ。今回はかなりシリアスで内容も濃く。今までと違った一面が観れて、嬉しくなりました。
しかも、これが初演!見終わったあと、今と比較して、ミシンの機軸を垣間見たような気がしました。
役者人も、今まで喜劇ばかり観ていたメンバーが、悲劇に挑戦し、鬼気迫る演技が観れて、嬉しくなりました。また、そうやって挑戦しているのが、同じ20代メンバーというのも大変励みになります。
まだ、全然自分のスキルは足りないけれど、追い付きたい!一緒に芝居したい!そんな、舞台でした。
一人とても上手い女優さんがいて、音光舞(ねこまい)さんという劇団名を知った。動きに切れがあり、でもやり過ぎず、ちゃんと舞台に存在していてすごかった。
いっぱい観て!真似て!
吸収して!力にしよう!