仕事と芝居と私

日々のインプットを忘れないため。また、少しでもこちらで発信した内容が誰かの力になったらと願って、綴らせて頂きます。

芝居

【芝居:演劇祭】双身機関

場所は池上邸 3㍍×4㍍くらいの箱 最初は倉の外でも、ゆっくりと動いている女優さん(みすずさん)がいて、倉の入り口に俳優さんが開演時間まで白塗りをしながら座っていた。時節、「天気がいいですね」と聞いたりしている。 倉の入り口が閉まり、白塗りの人た…

【芝居】ハンバーガヘブン

やっぱり初演のキャストが好きだったなぁ~と思ってしまった。そして、いかに脚本にとって『場所』が大切かということを実感した芝居でした。以前、モカイコさんがやったときも思ったことですが、同じ脚本を別々の場所で上演するというのは予想以上に大変な…

【芝居】クロスロード

今回は、学生が主体となったイベントだったけれど、アイリッシュ音楽に朗読、芝居、美味しい料理と盛りだくさんの内容で、2000円では安い!!と感じる充実した時間だった。とくにアイリッシュ音楽は一緒に踊り出したいくらい、軽快で粒のそろった音楽ですば…

【芝居】空素 怪盗銀鼠

脚本がしっかりしていてとても面白かった。全体的には台詞の間が長く1シーンごとが長く感じたけれど、来ているお客さんの6~7割が高齢者の方で、お客さんにあった聞き取りやすく分かりやすい内容にだったと感じた。展開も起承転結がはっきりしていて、主人…

【仕事】駐車場係

初めて駐車場の整理をやりました。一緒にやった方が、もうプロ並みの腕前で面白かった。何かイベントをやりたいとなったら絶対に必要なスキル。ポイントが色々知れてよかった。どう入れるか。どう出すか。貼り紙の仕方。昼間と夜間の違い。また、駐車場で沢…

【芝居】馬札騒動考

今日は劇空間夢幻工房さんの芝居を拝見しました。前評判はあまりいい話を聞いてなかったんだけど、予想以上によかった。やっぱり男性のみの芝居が出す深みはすごいなと改めて感じた。また、言葉遣いも方言を多用していて、男性の低音、しゃがれ声と合間って…

【芝居】ドーナッツと残像

長野の劇団「演劇裁縫室ミシン」の旗揚げ初演作品の再演。『ドーナッツと残像』を観ました。ミシンというと自分の中では、メチャクチャ笑えるエンタメぶっちぎりの劇団。面白ければ内容についてけなくてもOKというイメージがありましたが。いやいや、まだま…

【唐組】秘密の花園

昨年に引き続き2回目の唐組。やはり、赤テントを見ただけでワクワクする。今年も夏が来たんだと実感する。何故か少しの背徳感があり、今回も自分がこの世界観を許容できるのかという、不思議な緊張感が漂う開演前。役者さんのマイクのいらない通る声でアナウ…

【美術館】ジブリ立体展示会

21日。ジブリの立体建造物展示会に行ってきた。高畑勲さんや宮崎駿監督の言葉には真実が重く深く浸透していて、展示も見ごたえがあったけれど、展示横の言葉に色々と考えさせられた。宮崎駿さんは建物と地面の接地面が気になるという文がありいかに深く説得…

【宮沢賢治】KENJI終えて

今回の舞台を終えて、自分はどういうスタンスで芝居していこうかという機会を沢山もらいました。稽古期間中は身体的にも精神的にもギリギリを責めて、本当にできるのか。いや、やるしかない。と自分に言い聞かせる毎日でしたが、やりきった達成感は大きいで…

【宮沢賢治】KENJI

まだまだ、掴みきれないけれどスローで自分の動きを丁寧に見ていく感覚が面白い。色々考えているが複雑なものはスローの中では間に合わない。どんどん考えは鋭利に動きは選定されてシンプルになっていく。複雑は程、分かりにくく意識が拡散していく。もっと…

【芝居:宮沢賢治】 氷河鼠の毛皮

芝居の稽古前にある程度、内容を把握しようと思い。知り合いに薦めてもらった『氷河鼠の毛皮』という作品を読み、また朗読を聞きました。 初見では呑み込めない部分も多かったが、何度も読み聴くうちに「豊かとは何か」「動物保護」「人の生き死に」など短い…

【書籍:高萩宏さん】僕と演劇と夢の遊眠社

あともう少しで読み終わります。80年代の小劇場文化の礎を作った夢の遊眠社。そこで大学時代から野田秀樹さんの隣で制作として全力でぶつかっていった高萩さんの実録、基軸を一から拝読させて頂きました。 今まで役者の視点しかなかった私にとって制作という…