仕事と芝居と私

日々のインプットを忘れないため。また、少しでもこちらで発信した内容が誰かの力になったらと願って、綴らせて頂きます。

【美術館】ジブリ立体展示会

21日。ジブリの立体建造物展示会に行ってきた。

高畑勲さんや宮崎駿監督の
言葉には真実が重く深く
浸透していて、展示も見ごたえが
あったけれど、展示横の言葉に
色々と考えさせられた。

宮崎駿さんは建物と地面の
接地面が気になるという文があり
いかに深く説得力のある形で
そこにものが存在しているかで
リアリティーが変わる

という話だった。

建築家の方の言葉もあり
宮崎さんの作り出す建物は
『ありそうでないもの』
『頑張れば作れそうなもの』
でできているという話があった。

材料はお金はかかるけれど
ちゃんとこの世界にあるものが
合わさってできている。

だから、見たことがあるようで
ない異世界がそこにある。

芝居も同じような言葉を
聞いたことがある。

『そんな人もいる』と
お客さんに思わせたら勝ちだと

勝ち負けではないけれど
いかにお客さんに世界観に
浸ってもらえるか

説得力、リアリティーを
感じてもらえらかに通じる気がした。

また、折を見てもう一度
展示を見に行こうとおもった。

極めた人の言葉には
何かしらの真実がある。

そうおもった。

また、ジブリの感性は
田舎で暮らしてきた自分に
すごくあっているとおもった。

私は『つくもがみ』を信じている。
そして、山を森を木を土をとても
愛しているというかそれなしでは
生きていけないと思う。

それが、私の原点だと感じる。
ずっといた場所じゃないけれど
実家の空気が大好きだと

その気持ちを一生
忘れたくないとおもった。